ども!桜庭パスタ郎(@apapway)です.
6月くらいから本屋や書店に行くといつも目立つところに置いてある本がありました.
“なぜ、あなたの仕事は終わらないのか”
元マイクロソフトの伝説のプログラマーと帯に書かれており、そんな文章をみたらエンジニアたるものそそられます。
中島さんなのですが、シャドウバースというゲームの「レヴィ」に似ている気がします.気のせい?
この本の一番のメッセージ
締め切りを守ることは仕事の上でとっても大切である。がメッセージとして大きいですね。
ただそれをどう実現するかの方法論を書いている本です.
締め切りを守るための方法として中島さんが人生を生きる中で編み出した方法、やってきた方法を書いています。
これが、非常にためになるというか、そういう意識をもつだけでかなり変わるな、と感じる内容です.
個人的には非常にためになる本であると思いました。
さすがに長期期間本屋さんで並べられているだけはありますし、みかけたら是非読んでみてください。または、買ってみてください。
本誌自体の読みやすさもかなりあります、1ページに対する文字数も少なめですし、さくさく読んでいけるような構成になっています。
普段読書しない人でもあっというまに読んでしまえる一冊になっているので非常におすすめです
10日分の仕事は最初の2日で8割を終わらせる
仕事を終わらせる方法として書かれていたおおまかな内容はこれですね。
仕事をもらった時に締め切りまでの日数の2割でその仕事が終わるものかの判断する時間をもらいます。
そして、その時間でその仕事の8割を終わらせようとします.
終わったなら、その仕事を引き受けてそうじゃない場合は日にちを伸ばしてもらう、という方法です。
終わった場合残りの8日はゆるーりと仕事のブラッシュアップをしていきます。
その8日では1日の間で8:2の意識をもって、午前中に仕事をしっかりと終わらせ、午後は流します。
といった完璧な仕事術ですね。
これさえ実行できれば仕事はおわらせられるとおもいます。
うーん、ありきたりな感想になってしまうのですが、やっぱりその実行が難しい。
仕事の細分化のコツも記述してありますが、どうも人間は動き出しにくいものですね。
スタートダッシュの大切さ
そしてこの本の伝えるスタートダッシュの大切さは僕自身の経験則からも重要なものであると断言できます。
スタートダッシュがもたらす”余裕”の効果は想像を絶するものです。
人間が本当の実力を発揮できる状態というものは余裕がある状態なのです。
もちろん、緊張した際に結果がだせるような体質の人もいるかと思いますが、極論、その人も緊張状態でありながらいつも通りの普通であることを普通にこなせただけなのです。
つまり、普段から常に普通であることは大切なのですね。
そして、普通であるためには余裕があることが必要です。焦った状態では普通を生み出すことが圧倒的に難しいのです。
仕事でも、なんでもそうですが、早い目にやることは、自身に余裕をもたらせます。
その余裕は自身に普通のことを普通にできるように作用し、結果それがすばらしいのです。
ピックアップ
- ドイツの文豪ゲーテは、「知ることだけでは十分ではない、それを使わないといけない。やる気だけでは十分ではない、実行しないといけない。」と言いました。
- 仕事が終わらない人は、得てして後半の応用問題を甘く見ています。
仕事は後半の難しい問題をきちんと対処する時間を設けることが必要
- つまり最初から100%の仕事をしようとしても、ほぼ間違いなく徒労に終わるわけです。
- 拙い戦法でも素早く進軍した方が勝つとう意味で浸透しています。転じて、「仕事は最初のうちに迅速に終わらせると良い」という意味にもなっています。
- 最速でいったん形にしてしまってから、余った時間でゆっくりと100点を目指して改良を続けるのが正しいのではないでしょうか。
- 嫌なことをやりたくなれれば効率化するしかない
- 言葉で説明できなければ、先に形にしてしまえ
- まだ完成してもいないものを発表して、競合他社のやる気を削ぐという戦略です.
- 100人に1人もできないあることとは? — そのあることとは、常に締め切りを守ることです。
- この段階で大切なのは、「全力で仕事と向き合う」ではなく、「仕事の完成度を高める」であることを強く意識して向き合うことです。
残りの8日間に対してのことです
- 集中力を上げるために必要なことをもう一つお話しします。それは、マルチタスクを放棄することです。マルチタスクこそ、仕事が進まない理由の最たるものです.
- この1日の最初の2時間半で、1日のメインの仕事の8割を終わらせるようにするということです.
1日の開始2時間半で8割を終わらせるというはなしでした
- 内部原因での締め切りはいまいち拘束力が弱いのです
自分で決めた締め切りの時間など
- 人がある習慣を身につけるには、平均で同じ行動を66日続ける必要がある
- ほとんどの人が納期に仕事を間に合わせられrないことは、容易に予想のつく誤差の一つです.
- 何かの実践のために知識が必要な場合、知識はやりながら覚えていくべきだ。つまり、岸を飛び降りながら飛行機を組み立てていくのです.
- 集中力は好きだからこそ自然に出てくるもので、好きでもないものに対して無理やり絞り出すものではないのです。
- いいアイデアとは、自然にでてくるものであり、新しいものが何かである必要はなく、すでにあるものの組み合わせによる応用にすぎないからです.
“買い”の一冊であることは間違いないです。世界の常識を変えた人の考え方を学びましょう。