「投資アプリRobinhood(ロビンフッド)とはどんなアプリ?投資に挑戦してみたい」
米国にて大人気のRobinhood(ロビンフッド)について解説します。
Robinhood(ロビンフッド)とはどんなアプリ?
Robinhood(ロビンフッド)は投資アプリです。
ロビンフッド自体は中世イングランドの伝説上の人物の名前です。
Robinhood(ロビンフッド)はミレニアル世代向けの金融サービスとして利用されていて、コロナ禍を受けて若者が投資に手を出し始めた波にのって有名になりました。
非常にシンプルで優れたデザイン、そして手数料無料という通常ではありえない設計で非常に大きな影響力をもって広がりました。
かなり手軽に利用できるようにつくられているため、一部では批判が出ています。
Robinhood(ロビンフッド)の企業文化
全ての人々に金融を民主化する(democratize finance for all)
Robinhood(ロビンフッド)が掲げているスローガンは、株式投資の民主化です。
専門的な知識を持つ人たちだけが行い、手数料をとってもうけている市場のままにすることなく、誰でも投資に参加できる世界をつくろうとしているのです。
Robinhood(ロビンフッド)のテクノロジー
Robinhood(ロビンフッド)ではコンピュータによる超高速自動トレードの情報を即座に反映して取引を行っているとのこと。
先に情報をほんの少しだけ先に手に入れる差分を生かして利益をうみだしているのです。
ゲームやSNSのようなUIでつくられているRobinhood(ロビンフッド)
このアプリは若い世代が利用をしやすいように今風のアプリのUIをベースに作られています。
モバイルアプリの特徴もいかされていて、プッシュ通知で連絡がきます。
Clubhouse(クラブハウス)でみられるような、限定されたユーザのみの利用に制限をしていた時もありました。
サービス自体は数年前から存在
有名になったのが2019年あたりではありますが、以前から注目されていたサービス。
リリース自体2016年より以前で実は長い間運営されてきたアプリです。
コロナ禍で外出自粛を余儀なくされた若者たちにとっての楽しみの一つがこのRobinhood(ロビンフッド)になり、ユーザが急激に増えることになりました。
Robinhood(ロビンフッド)で有名なオプション取引とは
オプション取引における「オプション」とは利用する、しないを決められる権利のことを指します。
投資的にいうと、ある値段である株を購入することができる「権利」を買うということになります。
売る権利のことは、プットオプション。
買う権利のことは、コールオプションと呼ばれています。
Robinhood(ロビンフッド)は日本でダウンロード・インストールできない
現在日本ではApp Storeで検索しても見つけることはできず、利用できません。
グローバルな広がり方を見せているので、日本の地域で対応が可能になったら利用開始できると思います。
しかし、投資関係の制限や法律は厳しいため、国によって異なる制限が必要になるはずです。
他のアプリと違ってすぐに広がることはないでしょうが、各国での利用は視野にいれているはずです。
Robinhood(ロビンフッド)に参加する初心者に対する審査を問われている
Robinhood(ロビンフッド)は誰でも簡単に利用できる反面、知識もない初心者が投資を始めることになります。
そのため、利用する投資の初心者への審査をしっかりしているのかといったことがRobinhood(ロビンフッド)を運営する会社に問われています。
これは実際にアプリを利用していた20歳のユーザが自殺したことで話題になったことが原因です。
利用するユーザに対してのリスクの説明責任がなされているのかが問われているポイントだと思います。
日本とRobinhood(ロビンフッド)、投資の未来は?
日本にRobinhood(ロビンフッド)が訪れる日も遠くはないかもしれません。
もしくは似たようなモデルのアプリが出る可能性もあります。
米国とは市場の大きさや人口も異なるので、同じような現象におなるかは未知数です。
今後の動向は細かくチェックしておくほうがよさそうですね。